【解説】50代の分け目を目立たせない乾かし方!ドライヤー1本でボリュームを出す裏技
「鏡を見るたびに分け目の地肌が気になる」「朝セットしても、すぐにトップがペタンと潰れてしまう」…50代を迎えると、髪のハリやコシが変化し、こうした薄毛やボリューム不足の悩みが深刻になります。
実は、分け目がパックリと割れてしまう最大の原因は、生え癖だけでなく「間違った乾かし方」にあります。逆に言えば、ドライヤーの使い方ひとつで、高価な育毛剤やパーマに頼らなくても、根元からふんわり立ち上がる若々しいシルエットは作れるのです。
今回は、美容室帰りのような仕上がりを自宅で再現する、50代女性のための「ボリュームアップ乾燥術」を詳しく解説します。
なぜ50代は分け目が目立ちやすくなるのか?
年齢を重ねると、髪一本一本が細くなり、頭皮の弾力が低下します。すると、髪を支える力が弱まり、重力に従って髪が寝てしまうのです。
特にいつも同じ場所で髪を分けていると、その部分の頭皮が乾燥し、固定化された「割れ癖」がついてしまいます。これを解消するには、乾かす段階で根元の方向性をリセットすることが不可欠です。
準備編:乾かす前のひと手間で仕上がりに差が出る
ドライヤーを当てる前の状態が、ボリュームの持ちを左右します。
タオルドライは念入りに
水分が滴る状態でドライヤーを当てると、熱ダメージの原因になります。頭皮を優しく指の腹で押さえるようにして、根元の水分をしっかり吸い取ってください。
分け目をつけずにブラッシング
濡れている状態でいつもの分け目を作ってしまうと、そのまま癖がついてしまいます。一度すべての髪を後ろへ、あるいは左右へバラバラに流すようにブラッシングしましょう。
実践!分け目を消してボリュームを出すドライヤー術
それでは、具体的な手順を解説します。ポイントは「いつもの分け目と逆方向に乾かす」ことです。
1. 根元を「こすりながら」温風を当てる
まずは一番気になるトップと分け目部分からです。指先を地肌に密着させ、左右に小刻みに揺らしながら、根元に風を送り込みます。
コツ: 地肌をこすることで、長年ついた「割れ癖」を強制的に解除します。
2. 左右から「交差」させるように乾かす
右側の髪を左側に持っていき、根元から風を当てます。次に左側の髪を右側に持っていき、同様に風を当てます。
理由: 根元を本来の立ち上がりとは逆方向に倒して乾かすことで、髪を元の位置に戻したときに、根元がグッと起き上がる力が生まれます。
3. 下を向いて「後ろから前」へ風を送る
後頭部のボリュームを出したいときは、少しうつむく姿勢になり、ドライヤーを後ろから前(顔の方)に向かって当てます。
効果: つむじ周りの割れを防ぎ、後頭部に美しい丸みを作ることができます。
4. 仕上げの「冷風」がボリュームをキープする
髪が8割〜9割ほど乾き、形が整ったら、最後に必ず「冷風」を当ててください。
裏技: 髪のタンパク質は熱で形が変わり、冷えると固まる性質があります。ふんわり浮かせた状態で冷風を当てることで、そのボリュームが長時間キープされます。
50代の薄毛カバーに役立つプラスアルファの対策
乾かし方と併せて意識したい、日常のボリュームアップ習慣をご紹介します。
分け目を「数ミリ」ずつずらす
毎日同じ場所で分けると、紫外線ダメージが集中し、さらに薄毛が進行する原因になります。ジグザグに分け目を取る「稲妻分け」を取り入れると、地肌の直線が消え、視覚的にボリュームが増して見えます。
育毛エッセンスで土台を整える
ドライヤーの前に、頭皮用の美容液や育毛エッセンスを使用するのも効果的です。地肌が潤うことで髪の立ち上がりが良くなり、ドライヤーの熱からも頭皮を守ってくれます。
ブラシの選び方を見直す
密度が高い獣毛ブラシよりも、目が粗くクッション性の高いパドルブラシの方が、50代の細い髪を傷めず、根元からふんわりと空気を入れることができます。
まとめ:毎日のドライヤーが「最高のエイジングケア」になる
分け目が目立たなくなるだけで、顔の印象は驚くほど明るく、活き活きとして見えます。
今回ご紹介した「こすり洗いのような乾燥術」と「逆方向へのドライ」は、今日からすぐに実践できる方法です。特別な道具は必要ありません。ドライヤー1本で、あなたの髪はもっとふんわりと、魅力的に生まれ変わります。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、習慣になればこっちのもの。ボリュームのある髪を手に入れて、鏡を見るのが楽しい毎日を取り戻しましょう。
次は、外出先でもボリュームを復活させられる簡単な手直し方法を試してみませんか?
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