その分け目、ハゲるかも?牽引性脱毛症を防ぐ「頭皮に優しい」まとめ髪のコツ
「毎日同じ場所で髪を分けている」「仕事中はきっちりポニーテールにしている」という女性は多いはず。しかし、ふと鏡を見たときに「つむじや分け目の地肌が広くなってきた?」と感じたら注意が必要です。
それは加齢や体質のせいではなく、日々のヘアスタイルによる「牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)」かもしれません。特定の方向に髪が引っ張られ続けることで、毛根に負担がかかり、次第に髪が細くなったり抜けたりしてしまう現象です。
お気に入りのヘアスタイルを楽しみながら、将来の豊かな髪を守るためにはどうすればいいのでしょうか。今回は、つむじや分け目の薄毛を防ぐための「頭皮に優しい」まとめ髪のコツと対策を詳しく解説します。
1. 牽引性脱毛症とは?つむじや分け目に現れるサイン
牽引性脱毛症は、長時間にわたって髪が強く引っ張られることで、毛根へ供給される血流が滞り、健康な髪が育たなくなる状態を指します。
こんな症状は要注意!
つむじ周りの地肌が以前より目立つようになった
分け目のラインがくっきりして、産毛が減った
髪を結んだ後に頭皮がじんじんと痛む、または凝っている感じがする
額の生え際が後退してきた気がする
もし心当たりがあるなら、今のヘアスタイルが頭皮に過度なストレスを与えているサインです。放置すると毛根がダメージを受け、新しい髪が生えにくくなってしまうため、早めの見直しが肝心です。
2. 頭皮の負担を最小限にする「まとめ髪」3つのルール
おしゃれを諦める必要はありません。ほんの少しの工夫で、頭皮へのダメージは劇的に抑えることができます。
① 「きっちり」から「ゆるふわ」へシフト
髪を束ねるとき、地肌が引っ張られて突っ張るほど強く結んでいませんか?ゴムで固定する際は、少し余裕を持たせた「ゆるめ」のスタイルを意識しましょう。手ぐしでざっくりとまとめ、あえて後れ毛を残すようなスタイルは、今っぽいうえに頭皮への負担も少なくなります。
② 結ぶ高さと位置を毎日変える
「仕事だからポニーテール」という場合でも、結ぶ高さを「高め」「中間」「低め」と日によって変えるだけで、負担がかかるポイントを分散できます。同様に、つむじの分け目も数ミリずつずらしたり、左右を入れ替えたりする習慣をつけましょう。
③ 使うアイテムにこだわる
細いヘアゴムは一点に力が集中しやすく、髪への摩擦も強くなります。
シュシュや太めの布ゴム: 圧力が分散され、髪が引っ張られる力を和らげます。
スプリングゴム: 絡まりにくく、適度なホールド感がありつつ締め付けすぎません。
バンスクリップ: ゴムで縛るよりも圧倒的に頭皮への負担が少なく、サッとまとめられるためおすすめです。
3. つむじの薄毛を加速させないためのアフターケア
髪を結んでいた時間の分だけ、頭皮は緊張状態にあります。帰宅後のケアで、その日のダメージをリセットしましょう。
帰宅したらすぐに髪を解く
家に着いたら、まずは髪を開放してあげましょう。ブラッシングで毛流れを整え、頭皮の緊張を緩めます。このとき、クッション性の高いパドルブラシを使うと、マッサージ効果も得られて一石二鳥です。
保湿と血行促進のダブルケア
引っ張られた頭皮は乾燥しやすく、硬くなりがちです。お風呂上がりに女性用の頭皮用エッセンスやつむじ専用の美容液を塗り、指の腹で優しく揉みほぐしましょう。柔らかい頭皮を保つことが、牽引性脱毛症の予防には最も効果的です。
4. 髪を休ませる「ダウンスタイル」の日を作る
週に1〜2日は、髪を結ばない「休日」を作ってあげてください。どうしても髪が邪魔になる場合は、カチューシャやヘアバンドをゆるく使うなどして、毛根を休ませる時間を確保しましょう。
また、分け目が固定されてしまっている場合は、寝る前にいつもと違う方向に髪を流してピンで軽く留めておくと、翌朝の分け目を変えやすくなります。
5. まとめ:一生モノの髪を大切にするために
つむじや分け目の薄毛は、日々の小さなダメージの積み重ねから始まります。牽引性脱毛症は、原因となっている習慣を取り除けば、比較的改善しやすいと言われています。
「きつく結ばない」「位置を変える」「しっかり休ませる」。この3つを意識するだけで、数年後のあなたの髪はきっと変わります。今日から「頭皮に優しいおしゃれ」を始めて、ボリュームのある健やかな髪を守っていきましょう。
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