1日3分で変わる!側頭部の薄毛を食い止める『側頭筋はがし』マッサージ完全図解
「最近、鏡を見ると耳の上の地肌が透けて見える」
「サイドの髪にコシがなくなって、スタイリングが決まらない」
側頭部の薄毛に悩む方の多くが、共通して抱えているトラブルがあります。それは**「頭皮のガチガチな硬さ」**です。実は、側頭部の髪の健康は、耳の上にある「側頭筋(そくとうきん)」という筋肉の状態に直結しています。
スマホやパソコンの長時間使用、無意識の食いしばりなどでこの筋肉が凝り固まると、血管を圧迫して髪への栄養ルートを遮断してしまいます。そこで有効なのが、今回ご紹介する**「側頭筋はがし」**です。
1日わずか3分。道具もいらず、今日から自宅でできる最強の育毛マッサージを詳しく解説します。
1. 側頭筋が「はがれる」と髪が生えやすくなる理由
なぜ、筋肉を「はがす」必要があるのでしょうか?
側頭部の頭皮は、本来であれば指で触れたときに前後左右に大きく動くものです。しかし、血行不良やストレスが溜まると、頭皮が頭蓋骨にピタッと張り付いた状態になります。
栄養の「関所」を解放する
側頭筋は、頭の中でも特に大きな筋肉の一つです。ここが硬くなると、頭頂部へ向かう血管まで圧迫され、頭部全体の血流が停滞します。マッサージによって筋肉を「はがす」ようにほぐすことで、毛根に栄養を届ける「関所」が解放され、細くなった髪に再びエネルギーが供給されるようになります。
老廃物の排出(デトックス)
筋肉がほぐれると、リンパの流れも改善します。髪の成長を邪魔する老廃物や余分な水分が排出されるため、むくみが取れて顔全体のリフトアップ効果まで期待できるのが、このマッサージの嬉しい副産物です。
2. 実践!「側頭筋はがし」3ステップ・マッサージ
入浴中やお風呂上がりなど、体が温まっている状態で行うとより効果的です。
ステップ①:耳の上を「手根」でプレス
手のひらの付け根、親指の付け根付近にある厚みのある部分(手根部)を耳のすぐ上のこめかみあたりに当てます。
動作: じわーっと頭蓋骨に向けて圧をかけ、そのまま円を描くようにゆっくり回します。
ポイント: 指先で皮膚をこするのではなく、手のひら全体で「骨から頭皮を浮かす」イメージで動かしてください。
ステップ②:耳を引っ張りながら回す
耳の付け根には、側頭筋と連動する神経や血管が集中しています。
動作: 両耳の真ん中あたりを指でつまみ、外側へ軽く引っ張りながら大きく後ろへ回します(5回〜10回)。
ポイント: これだけで側頭筋の深部が緩み、血流が一気に促進されます。
ステップ③:拳(こぶし)を使った「持ち上げ」
手を軽く握り、指の第1関節と第2関節の間の平らな部分を側頭部に当てます。
動作: 下から上(頭頂部)に向かって、グッグッと押し上げるように圧をかけていきます。
ポイント: 「痛気持ちいい」と感じる強さがベストです。
3. マッサージの効果を倍増させる「育毛の黄金習慣」
マッサージで「血流の道」を作ったら、そこに流す「栄養」を整えることがセットです。
タンパク質と亜鉛の摂取: 髪の主成分であるケラチンを作るために、赤身の肉、魚、大豆、ナッツ類を意識して食べましょう。
温冷交代浴: お風呂で湯船に浸かった後、最後に少しぬるめのシャワーを頭皮にかけることで、血管の収縮と拡張が繰り返され、自律神経が整います。
良質な睡眠: 22時から2時の「成長ホルモン黄金タイム」を含めて、最低6時間は睡眠を確保しましょう。
4. 側頭部の薄毛対策でやってはいけないNG行動
良かれと思ってやっていることが、逆効果になっている場合があります。
強い力での叩打(叩くこと): ブラシや手で頭皮を叩くと、毛細血管が壊れたり頭皮が防御反応でさらに硬くなったりします。マッサージは常に「揉みほぐす」のが基本です。
髪をきつく結ぶ: 毎日同じ位置でポニーテールなどを作っていると、側頭部の毛根に常に負担がかかり、牽引性脱毛症の原因になります。
シャンプーのしすぎ: 側頭部の乾燥は頭皮の硬化を招きます。洗浄力の強すぎるシャンプーを避け、しっかり保湿を心がけましょう。
5. まとめ:3ヶ月後の「手触り」を楽しみに
側頭部の薄毛は、生活習慣やストレスによる「一時的な血行不良」が原因であるケースが非常に多いです。そのため、適切なマッサージで物理的に頭皮環境を整えてあげれば、比較的早い段階で髪のハリやコシの変化を実感できるはずです。
1日3分の「側頭筋はがし」を習慣にする
目を休ませ、食いしばりに気をつける
内側からの栄養補給を忘れない
まずは今日から3分間、自分をいたわる時間を作ってみてください。柔らかくなった頭皮は、必ず元気な髪を育む土壌へと変わっていきます。